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社民党の福島党首が罷免された。
大臣としての署名をしなかったからである。
今回は彼女の行動と社民党の行動を比較しながらコメントをしていきたいと考えている。
まずはタイトル通りこれで良かったと私は思っているし、またこの方法しか社民党に道は無かったと考えている。
思い起こせば社民党の前身である旧社会党が自民党と連立を組んでほとんど死んでしまった過去の例がある。当時は毒まんじゅうを食ったと論評されていたことが重なって来る。
元々当時でも今回のと同じようにいずれはイデオロギーで衝突は避けられない民主党と社民党なのだ。外交や防衛、改憲問題と両党はほぼ同じ所はないぐらいの党なのである。いずれ改憲問題では今回のような問題が生じてくることは否めなかった。
ここで社民党が閣内に残れば以前の社会党の二の舞になることは確実である。政権与党ではなくなって何一つ決めることはできなくなるが、反面今回のこの離脱は社民党としては多くの国民の賛同を得られると思う。つまりは今回の参議院選挙にはそれなりの結果を残せるだろうと考えられる。政権与党としての立場は失うが党は残ると言うことになるだろう。
どう考えても党が死んでしまえば与党もくそもないのだから、事実上こうするより方法は無かったしこれは私としてもよくやったと思っている。
しかしここでも何回も述べているように基地は沖縄でなければいけないのだ。自民党政権とアメリカと地元沖縄の方々が薄皮を剥ぐように断腸の思いで辺野古という地を選択した。この外交防衛の接点を避けている社民党の考え方はもう国内はもとより世界で通用しなくなっている。
これしか方法は無いと申し上げたが、これから先も無いと言わざるを得ないのだ。
最後に今日(29日)付けの毎日新聞の一面左上に書かれてあった記事が今回の一連の普天間問題を総括していると思う。私の所は兵庫北部版だから全国的に見れば記事の位置は違ってくるだろうけど一読するとすぐにわかるので一度目を通して欲しい。