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もちろんこれは揶揄である。
ただわかりきってはいるものの、この人の困っている姿は何となくかわいくて助けてやりたくなるのも事実でしょう。
目が澄んでいて少年のようですもんね。
もう国民のほとんどは彼を総理大臣とは思っていないでしょうから。
今夜は普天間について書いてみたい。
現在の迷走は政権と言う甘い蜜を何が何でも吸いたいがために悪友のそそのかしで、時の政権政党と正反対のことを言っただけのことなのですから。
彼らが熟成した政治家集団だったら取った時のことを少しは考えて、もう少し言外にほのめかすとかぼかして言っておけば良かったと思う。
しかし沖縄の皆さんには叱られるかも知れないが前政権で言ってきた『なぜ沖縄なのだ!』ということをもっとハッキリと説明すべきだったのでしょう。
まず日米安保条約で決められているきまりを全く無視して、まるで沖縄の皆さんの関心を買うためだけに媚びおもねった結果がこれである。
核を保有しようとしている拉致国家と反日が政策の第一歩と思っているこれまた核を大量に保有する国家がすぐ隣にあるのである。ボンクラ憲法とは言うものの、現行憲法がある限り抑止力としてアメリカは最大にして最高の同盟国なのである。グァムやサイパンでは遠すぎるし、海兵隊を運ぶ基地が部隊の居る場所より何百キロも離れた徳之島では有事の際の動きが沖縄と比べて問題にならないのだ。
キャンプシュワブ沖に決まったのもそういういきさつも踏まえて断腸の思いであったろうと思われる。
それをこの問題には何も触れずしてただ沖縄の皆さんの関心を買うためだけのような、県外移設などと大風呂敷を或いは大ボラを吹いたがための窮地なのである。
自業自得であることは言うまでもない。